御曹子の素顔の言葉の意味

アリエルは命の恩人である育ての親から画廊を受け継いだ。
なんとしても経営を続けたいが、財政は苦しかった。
このままでは、禿鷹のような不動産業者に乗っ取られてしまう。
画家でもある彼女は、背に腹は代えられないと、男性をモデルに裸体画を描くことにし、募集をかけた。
だが慣れないことに気が重くなり、やはりやめようと思ったところに、クーパーと名乗る男性がやってきた。
もうあとには引けない。
意を決した彼女はうむを言わせず相手の服を脱がせ、描き始めた。
その見事な体つきの彼が、実はモデルではなく、画廊の買収をもくろむ不動産会社の御曹子とも知らずに……。
ケイティがDJをするラジオ局の周辺で再開発が始まった。
元恋人ジェスの会社がそれに一枚噛んでいると知り、彼女は憤る。
彼は卒業式の日の夜、純潔を捧げようとした彼女を拒んだ男だ。
しかも彼が壊そうとしているラジオ局の社屋は、ケイティの愛する祖母が生前に暮らした家だった。
番組を通じて反対運動を始めた彼女の前に、ある日ジェスが現れる。
十三年ぶりの再会にケイティは不安を覚えたが、抗議の言葉とは裏腹な彼の熱い視線に気づき、復讐を思いつく――彼にもあの夜の屈辱を味わわせてやるわ! 無慈悲な悪女の仮面をつけ、彼女はジェスとの闘いに挑んだ。
幼なじみで、ずっと憧れていたリチャードとの結婚――レクシーは幸せの絶頂にいるはずだった。
だが結婚式のあと、レクシーはみなの前でいきなり花婿に銃を向けた。
式の直前に、あいついで亡くなった父と兄を死に追いやったのは、実はリチャードだったと知ったのだ。
妻としての財産も手に入れた今、私がこの手で彼をあやめてみせる。
しかしリチャードは、落ち着いた様子で彼女に取り引きを申し出た。
半年の間に無実を証明できなければ、君のいいなりになろう、と。
それまでは普通の夫婦を演じてほしいという彼の提案で、憎き男性との奇妙な結婚生活が始まった。
一六四一年、夏。
グラフトンの村は美しい花々で彩られていた。
婚約者のサイモンはハンサムで、優雅な紳士だった。
彼に優しくキスをされ、アンは幸せな花嫁になる日を夢見た。
一六四五年、冬。
現れた美女を見て、サイモンは我が目を疑った。
アンに恋したあの夏の日の思い出が甦る。
だが革命が起きたせいで、二人の未来は消えてしまった。
今や彼女は、弟を殺した敵側の人間だ。
危険を覚悟で交渉にやってきたアンに、サイモンは冷たく言った。
「きみを人質にする、レディ・アン」十一歳のとき、ローンは見知らぬ少年が倒れているのを見つけ、介抱しようとした。
ところが、戦で殺気立っていた仲間たちは助けるどころか少年に怒りの矛先を向け、なぶり殺しにした。
やがて、漆黒の髪のたくましい青年が馬を駆って現れた。
男の名はイアン・モンロー。
少年の兄だった。
弟の亡骸を見ると、彼は呪詛の言葉を吐いて立ち去った……。
それから七年の歳月が流れたある夜のこと。
ローンは夜道でいきなり頭から袋をかぶせられ、何者かによって拉致された。
意識を失いかけたとき、目の前にはイアン・モンローの姿があった。
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